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SUGAR CANEの定番ワークシャツ
通常はインディゴ一色に染められた生地にドットストライプ柄を抜染する「ウォバッシュストライプ」
戦前のレイルローダーのユニフォームをはじめ、子供用のプレイスーツなどにも使用されていました
当時はインディゴのウォバッシュストライプ以外にも、稀にではあるがブラックやレッドのウォバッシュストライプも作られていました
ワークシャツとしての「レッドウォバッシュストライプ」はヴィンテージでも未確認であるが、当時の資料を検証し、色出しから試行錯誤を重ね完成させた一着です
バンダナなどのように「赤」はデニムをはじめとするワークウェアファブリックとの相性が良く、ワークスタイルの着こなしにアクセントを加えることができます
生成りの8.5オンスツイルのレッドウォバッシュ生地を使用
ワークウェア黎明期のヴィンテージをベースとしており、ディテールにドレスシャツの名残りがみられる。
襟のラベルは手押しのスタンプラベル
納品時には“CALICO”の紙タグが付けられる
背ヨークの下部分には、プリント生地のドレスシャツなどに見られる変型の見返しが付けられています
襟には遮風性を高めるためのチンストラップが付く
左前立の裾裏にはユニオンチケットが縫い付けられています
脇スリット部分にはセルビッジ付きの力布（補強布）を使用。巻き縫いの終わり部分は空環始末
フロントのボタンはキッズオーバーオールなどに使用されていたドーナッツ型打ち込みタイプの黒塗装された小ぶりのメタルボタン
胸のポケットは戦前のワークシャツにみられる左右非対称の通称「ガチャポケ」仕様となっています
袖は2枚袖仕立てで、簡素化される前の剣ボロ部分が特徴
袖口の絞りはタックではなくギャザー始末で、ドレスシャツからワークシャツに移行する年代ならではの仕様です
MADE IN JAPAN(日本製)
素材…綿100%
実寸
（当社計測、若干の誤差はご容赦願います）
Sサイズ…身幅約51cm着丈約71cm袖丈約63.5cm
Mサイズ…身幅約53.5cm着丈約74cm袖丈約65.5cm
Lサイズ…身幅約56cm着丈約77cm袖丈約67cm
XLサイズ…身幅約59cm着丈約78cm袖丈約68cm
この商品の下げ札はヴィンテージのデッドストックの雰囲気をだすためにあえてシワや変色したようにエイジング加工しています


メーカー希望小売価格はメーカー商品タグに基づいて掲載しています


FICTION ROMANCE

アメリカの服飾史。そのルーツはヨーロッパにあり、20世紀初頭の工場生産時代の幕開けと共に既製服産業がスタートすると徐々にアメリカ独自のスタイルが確立。アメリカンウェアは国の発展と共に歩みを進め、その躍進を支えた数知れないワーカーたちへ多種多様なワークウェアが考案される。そして20世紀半ばには様々なメーカーがシェアを確保するため、機能性と実用性、独自性を打ち出したオリジナルのディテールで競い合い、その過程で数々の名品が生み出された。永い年月を経た現代においても色褪せない名品、ヴィンテージウェアの魅力。それは生産効率を度外視し、機能性をかたくなに追求したディテール。大量生産では到底再現できない、実用性にもとづいた熟練の技術を要する縫製仕様。ブランドアピールのため試行錯誤のうえデザインされたラベルなどの付属品。それぞれに理由が、そう、物語がある。
実際の史実や当時の資料をもとに名品の持つ魅力を紐解き、量産や合理化によって失われたディテールを蘇らせ、それらをシュガーケーン独自に組み合わせることで生まれる虚構(Fiction)の物語(Romance)。この作品群は、ヴィンテージの魅力を凝縮したリアリティを持つ。


～SUGAR CANE FICTION ROMANCE レッドウォバッシュストライプワークシャツ(日本製)8.5oz. RED WABASH WORK SHIRT SC28340（シュガーケーンフィクションロマンス)MADE IN JAPAN～

















アメリカが冒険と開拓に明け暮れていた１９００年代。そして最も輝いていた１９４０～１９５０年代。それぞれの時代を根底から支えていたのは希望に満ち溢れた労働者たちであった。その労働者の身を守り、支えたのがキャンバス地やデニムで作られたタフで機能的なワークウェアである。それぞれの用途に合わせたワークウェアは、当時のアメリカの通販カタログなど見てみると扱いが大きく、必要不可欠なアイテムとして深く根付いていたことが窺える。シュガーケーンは、そのワークウェアの黄金期ともいえる１９００年代初頭から１９５０年に作られた生地を糸の形状、染め織にまでこだわり、年代別に分析して研究を続けている。