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草履バッグセット 振袖・フォーマル用
口金G TI型　二本手
京都西陣　佐賀錦《大淡彩若松菱花菱》
〈草履：F（フリー）〉

『佐賀錦』とは、江戸後期から現在の佐賀地方で始められた華麗な錦織物の名称です。最大の特徴は、経糸(たていと)に、金、銀、漆を貼った和紙を細かく裁断した特製の糸を使用し、緯糸(よこいと)には多彩な絹糸や金銀糸などを使用して織りあげる染織技法にあります。伝統的な織技法を基本としながら、素材の吟味、織り方の創意工夫が加えられて工芸品として高い評価を得ています。そんな佐賀錦を使用した華やかな草履バッグセットのご紹介です。

使用している佐賀錦の柄は大きな若松菱文と花菱文。白や、淡いブルー、濃淡のピンクの大きな若松菱文と金糸×白やふちが淡い抹茶色で縁取られた花菱など、インパクトのある柄がデザインされています。大きな柄ゆきはインパクト抜群！華やかさがあります。また、カラフルな色使いですので、色留袖・訪問着など振袖だけではなくフォーマル用としても末永くご使用いただけます。

やや横長の楕円のボックス型のバッグはスタンダードなデザインでとても使い勝手がいいです。バッグの構造はマチ部分が蛇腹(じゃばら)になっていて、持ち手部分がわかれますので、大きく口が開き、物の出し入れが簡単。小物を整理するのに便利なポケットも施され、見た目以上に収納力があります! 側面部分も佐賀錦を使用し、留め金部にも細かな装飾しておりますので、造りの凝った逸品に仕上がっています!

草履は台に絹目、絹織物の布目に似た凸凹をつけたものの生地を使用し、鼻緒にバッグと同じ佐賀錦を使用しています。台と鼻緒が幅広タイプですので、普段草履を履き慣れない方も安心して履くことができます。台部分はおめでたい時に使用される3枚芯です。裏面も滑り止めゴムを取り付けていますので足元が多少悪くなっても安心ですよ!