アルテック Artek DROP-LEAF TABLE DL81C ドロップリーフ テーブル 特別モデル サイズ：W79 / 112.5cm 厚み 4cm 4本脚 バーチ材 デザイン：Alvar Aalto 天板 クレイ / ウォルナット リノリウム 脚部 クリアラッカー仕上げ 折りたたみ 伸長式

Alvar Aalto（アルヴァ・アアルト）によるデザインのシンプルなテーブルは、スツール 60と同じく金属の代わりに曲げ木を使う工法のL-レッグが用いられています。フィンランドに多く生息する落葉樹のバーチ材（白樺）を使用しており、上質な木材は家具の製造を行なう前に、半年以上も工場の屋外で乾燥させます。コンパクトなリビングにぴったりの「ドロップリーフテーブル DL81C」は、テーブルの片側に折り畳まれた天板を広げることで、スムーズに座席を増やし、必要に応じて限られた空間を有効に活用できます。長らく生産が終了していましたが、アルテックの製品コレクションに再び戻ってきた折りたたみ式のテーブルは、普遍性、耐久性、多用途性など、アアルトテーブルの長所を備えた新鮮なスタイルで、あらゆる椅子と組み合わせ可能、様々な用途とシーンに役立ちます。

ドロップリーフテーブルの復刻発売を記念して、定番カラーに加えて3種類のツートンカラーのリノリウムを纏った特別モデルが登場。2色の組み合わせは、それぞれの天板が経年変化を遂げることで微妙に色が異なるArtekの2nd Cycleで取り扱うヴィンテージ品から着想を得ています。使用しない時には天板の片側を折り畳み収納することが出来るため、天板にあたる光や使用の頻度が異なり、それぞれの段階で美しく味わいが増していきます。この特別モデルは、2026年末までの期間限定販売となります。

建築評論家のジーグフリート・ギーディオンが「北欧の賢人」と例えたように、最も影響力を持った20世紀建築家の一人であり、モダニズムの思想にはっきりと人間味を感じられる考えを持ち込んだ先駆者。アアルトが生み出した有機的なフォルムは、のちの建築家の手本となり、彼のデザインした家具やガラスアイテムは北欧デザインが世界に広まる上で大きな役割を果たしました。長く多産なキャリアの中で、アアルトは200を超える建物を手掛けました。市庁舎、劇場、教会、図書館、大学といった公共建築とともに公共住宅プロジェクトや個人宅の建築も手掛け、パイミオ市の結核療養所やヴィープリ図書館、マイレア邸といった有名な建築を残しました。